オーナー三好一郎のブログ

<プロフィール> 学生時代は野球に熱中。ひじの骨折で野球を断念後、バイトと旅に明け暮れる。そして、北海道へ家出、牧場で働いた後各地を放浪。一転、税理士を目指し広島の学校へ入学後猛勉強。初心者から4ヵ月足らずで簿記一級試験にトップで合格するが、体を動かす仕事の方が性に合っていると帰省、家業の食料品小売にたずさわる。その後、高校2年の夏から付き合っていた典子と結婚。

2011 年 11 月 19 日

 

 おかげさまで、オーガニックスーパーにしてから、11月14日に16周年を迎えることができた。

多くのお客さん、生産者の方々、従業員のみんな、そして、女房、家族に感謝している。

当初の苦難の数々は、以前のブログに書いているが、今、この16年間を振り返ってみると、苦しかった思い出は、もう過去のものとなり、

試行錯誤を繰り返した、教訓を胸に、20周年に向けて、来年1月から、新たなチャレンジ、行動を起こす覚悟でいる。

 今年のチャレンジとして、 肉体と精神をタフにしようと始めた、極真空手も、夏の過酷な暑さの中、滝のように汗を流しながらも、強い気持ちを持ち、激しくなっていく稽古も乗り切り、すこし、体力に自信が出てきた、9月、組手の稽古で相手の強烈な回し蹴りをもらい肋骨を骨折。

仕事には、あまり影響もなく、空手の稽古も休まずに、骨折から一か月半後の、10月の審査会で、念願の昇級をする。

しかし、最後の組手で、開始早々、相手の強烈な突き、回し蹴りをもらい、その強さと速さに驚きながらも、突き、蹴りで挽回し、最後は、引き分けに持ち込んだが、自分の中では、完全な負け。

骨折には至らなかったが、胸骨を痛め、すこし落ち込んでいた時に嬉しいメールが。

アメリカのカナダに近いマディソン市に住む明子さんから、ありがたいメールをいただき、その中に、近郊の色づき始めた、山や森、湖の美しい写真も添えられていた。

それらを見ているうちに、気持ちは、5年前に訪れた、北海道のチミケップ湖へ・・・。

5年前の10月、姪の佳子ちゃんの、函館の教会で行われた結婚式に招待され、出席した翌日、女満別空港に飛び、そこから、レンタカーで未舗装の林道を1時間ほど走ると、色づき始めた原生林の中に美しい姿のチミケップ湖が現れた。

そのチミケップ湖の湖畔に佇むヨーロッパの山中にあるような趣のある、わずか8部屋のチミケップホテルにチェックインし、2階の湖を望む部屋に案内され、本日の宿泊は私達だけだと知る。

その後、野鳥のさえずりを聞きながら湖の周りを散策、ときおり、野生のリスも現れ、かわいいしぐさを見ながら、女房は喜んでいる。

人影のない、色づいた静寂な森に囲まれたチミケップ湖は、気品のある美しさで私を魅了する。

ホテルに戻り、ウッドデッキで美味しいコーヒーを飲みながら、ぼんやりと、チミケップ湖を眺めているうちに、17歳で、家出し、北海道に渡って牧場で働きながら、テントと寝袋を担いで北海道の各地を放浪した、若き日々を思い出す。

月日の流れの早さに驚きながら、甘酸っぱい思い出に、すこしセンチメンタルな気分になり、夕闇迫るチミケップ湖の赤く染まっていく姿を見つめていた。

 暖炉の火がはじける音を聞きながら、レストランで始まった、私達一組だけの夕食は、フレンチをベースにしたホテルオリジナルのもので、北海道の海の幸を、素材の味を生かし、控えめのソースで味わう私好みのもので、サービスも良く印象に残るディナーとなった。

翌日、霧が立ち込めたチミケップ湖が、太陽の日差しと共に、少しずつ、霧が晴れていき、色づいた森が現れてくる様を時間を忘れて眺め続けた。

秋のチミケップ湖、立ち去りがたい、魅惑的な所!

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