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花で心なごむ出迎え (2010年4月28日付 神戸新聞)
花で店全体を飾り、通行人や客に楽しんでもらおうという取り組みを、高砂市米田町米田のスーパー「フレッシュミヨシ」が始めた。薄紫のロベリアやピンクのゼラニウムなど約100種類の花が店の外壁などを彩り、「心がなごむ」と評判になっている。
代表取締役の三好一郎さん(54)が、開業65年を機に企画した。同店は15年前から、無農薬の野菜や無添加の調味料などを専門に販売している。
三好さんは3年ほど前、欧州へ旅行した際、どの店先にも花があり、街を明るくしていることに感銘を受けた。「いつか自分の店でも」と構想を温めていたという。
大きな鉢を置いたり、かごをつったりして壁を飾り、2、3階の住居スペースにもプランターを置いた。花は5月中旬からが見ごろ。今後、バラやクレマチスなどのつるで店を覆う計画という。店内も花で飾る予定だ。
食と農林水産 ひらく人 (2010年2月15日付 神戸新聞)
新鮮な有機や減農薬野菜、無添加食品などの自然食品を主に扱う。約150平米と小型店ながら約7千点の商品をそろえ、年間1万5千点もの商品を扱う。卸業者を通さない直接買い付けも多いため、個人経営の小売店ながら取引先は200以上にも上る。
三好さんが有機野菜や自然食品を中心に販売する営業形態に転換したのは1996年。長男のアトピー性皮膚炎の悪化がきっかけだった。
しかし当初は予想以上の苦戦。当時は有名メーカーの商品を置かなかったため、常連客が「買うものがない」と来なくなった。「生産者が力を入れて作った卵や牛乳が売れ残り、捨てるのがつらかった」。3年で赤字は2千万円以上に膨らんだ。
午前5時に卸売市場で魚を仕入れ、野菜を受け取りに農家を回った。休みの日は全国の生産者を訪ねた。休みなく働いたが、商品は売れない。「営業が終わった後、店でもんもんと悩む日が続いた」
わずかな光が見え始めたのは4年目。「こんな店を探していた」という客が現れ始め、口コミで評判が広がった。5年目で初の黒字になった。
今では7千人の顧客を抱える。百貨店の視察も多く、仕入れ先も公開している。「利益も必要だけど、もうけようと思うと続かない。いいものを伝えたいという思いが大切」と力を込める。
























