
2007 年 3 月 9 日
朝、目が覚めて窓の外を見ると、ノートルダム寺院の方から朝日が昇ってきている。
まだ、人も車も少ない静かな朝のパリ、セーヌ川の佇いは、ことのほか美しい。
しばらく、窓の外をボーと眺めていると、祥平が起きてきて、散歩に出て行った。
私は、その間に熱いシャワーを浴び、眠気を覚ます。
ホテルで簡単な朝食を済ませ、地下鉄に乗り、最初にサンジェルマン・デ・プレに在る世界で一番古い歴史をもつデパート、ル・ボン・マルシェに向かう。
1852年創業のボン・マルシェの食品館に一歩足を踏み入れると、そこには今まで見たことがない、重厚でおしゃれな空間が広がっている。
野菜、果物の美しくセンスの良いディスプレイは参考になる。
肉・魚の売り場は凄まじいまでの迫力のあるドラマチックな演出がなされており度肝をぬく。
惣菜・デリ、チーズ、スィーツの売り場は、これぞパリといった美しく、美味しそうな盛り付けが、猛烈に食欲をさそう。
その他フランスの高級食材が集められている店内は、どこを見ても美しく見せる仕掛けが感じられ、商品一つ、一つのパッケージデザインも秀免で、洗練されている。
働いている人たちもおしゃれなユニフォームで、皆、ここで働いている誇りをもっているのだろう、温かななかにも、凛とした接客態度は好感が持てる。
買い物をしている人たちは、やはりセレブ風のおしゃれなマダムが多く、その服装を見ていても、今の最先端のパリのモードスタイルを感じる。
もちろん、写真撮影は禁じられているので、写せなかったが、店内の様子はまぶたに焼き付けた。



















