オーナー三好一郎のブログ

<プロフィール> 学生時代は野球に熱中。ひじの骨折で野球を断念後、バイトと旅に明け暮れる。そして、北海道へ家出、牧場で働いた後各地を放浪。一転、税理士を目指し広島の学校へ入学後猛勉強。初心者から4ヵ月足らずで簿記一級試験にトップで合格するが、体を動かす仕事の方が性に合っていると帰省、家業の食料品小売にたずさわる。その後、高校2年の夏から付き合っていた典子と結婚。

2007 年 3 月 11 日

 オランジュリー美術館を出てから、エッフェル塔へ向かう。
地下鉄のエコール・ミリテール駅の階段を上がっていると、ふらっとして、一瞬目の前が真っ暗に、やばい!と思って近くの手すりを持ち、こと無きを得た。
考えてみれば、パリに着いた翌日の早朝から、夜遅くまで、無理な強行日程を組んでかなりの距離を歩き回っている。すこし、休めというサインだったのだろう。
祥平は、エッフェル塔の散策に出かけて行き、私は、公園のベンチで休むことにした。
しかし、ここ、シャン・ドゥ・マルス公園から望む、エッフェル塔の眺めも壮観だ。
しばらく、ベンチに座って、一人、ぼーっと、パリの風を感じていた。

 夕食は、庶民派ビストロのシェ・ポール。
昨年のニューヨークの旅では、三ツ星レストランを初めとする、最新の料理を食べ歩いたが、今回の旅では、普段パリの人が食べている料理を食べるのが目的だ。

 パスティーユ駅から、朝に行ったマルシェの行われていた広場に行ってみたのだが、ゴミひとつ落ちていないほど、見事に片付けられていて感心する。
石畳の小さな通りにおしゃれなカフェやレストランが並ぶラップ通りから、ちょっとあやしい雰囲気が漂うシャロンヌ通りに入ったところに目指すレストランはあった。
店に入ると、肩肘はらないレトロな内装で好感が持てる。
しかし、メニューはフランス語だけで、ギャルソンも英語は通じない、回りを見渡して、美味しそうな料理を見つけそれを、オーダーする。
まずは、赤ワインで、パリ最後の夜に乾杯。
まず、出てきた料理は、牛の骨髄で、バケットに載せて食べるとこれがなかなかいける、ワインにもぴったり。次に出てきたのが、ポトフーで、これぞまさしく、パリの家庭料理という感じで、野菜も美味しい、そして出てきた牛のテール煮込みに舌鼓をうち、ここまでは、パリの家庭料理を満喫。
最後に出てきたのが、牛のステーキマスタードソースで、焼加減もミディアムレアで、見た目はかなり美味しそう、大きめにナイフで切って口に入れると、味は美味しいのだが、かなり噛み応えがある、私も歯とあごの強さは自信があるのだが、噛んでも、噛んでも喉にいかない。
思い切って飲み込んだところ、喉に詰まった。
うっ! 一瞬、目が白黒する。
日本に恋女房を残して、ここパリで死ぬわけにはいかない。
必死で飲み込む。
ごっくん!
前の席に座っていたフランス人のおねえちゃんが、何の音?という感じで振り向いた。
自分でも驚くような大きな音がして、危機を脱した。
恐るべし!フランスの牛。

 

 

トップお店のご紹介商品のご案内社長三好一郎お買い物へカゴを見る