
2008 年 11 月 7 日
パンフルート奏者の岩田英憲さんを招いて、西谷酒造さんの酒蔵広場で、けやきコンサートを開催しようと決定する頃には、私の前に、必要な人が、必要な時に現れてくれるようになり、困難と思われていた数々の壁を乗り越え、開催日も10月30日に決定。
けやきコンサートのポスターの絵は、みどりちゃんが苦心の末に描き、メッセージは私の頭の中に浮かんだ言葉、「あなたは、遠い昔から、私たちを、いつも見守りつづけてくれました。私たちは、今あなたに聴いてほしい音楽があります。出逢ってほしい人々がいます。」に決まり、字は、イヌイットのマスターの福本さんが書き、コンサートで朗読する物語を、西村さんと、伊藤さんが考え、というように、仲間がひとつずつ手づくりしながら、コンサート当日を迎えた。
コンサートは、夕暮れから始まり、400人を超える人々が、コンサート会場になった酒蔵広場に入ったとは思えぬ静かさの中で始まり、伊藤さんの詩情漂うけやきの物語の朗読の後、大きな風が吹いたかのようにパンフルートの音色が響き渡った。
その瞬間、全身に電流が流れたようなショックを受け、頬には、熱いものが流れる。
会場に入れない人もいた、その人達は、ライトアップされたけやきの下でパンフルートの音に聴き入っていた。そして、スタッフ、ボランティアとして参加してくれた多くの人達も会場の外で流れてくるパンフルートの音色に耳を傾けていた。
コンサートの後、けやきの運命は大きく変わった。
移植保存と言う形に!



















